“小森のおばちゃま”
昨日、ラジオのニュースが8日に小森和子氏が亡くなったと伝えました。享年95歳、映画評論家として、またテレビタレントとして活動されていた方でした。
小森氏の名前を聞いても、最近の方はお分かりにならないかと思います。何しろここ10年もの間は活動を休止して、自宅療養をしていたそうですから(詳細はYahoo!ニュースを参照してください)。だけど、20歳代半ば以上の方でしたら、「おばちゃまはね~」というフレーズと共に思い出される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
テレビニュースの情報によると、小森氏が映画評論をするようになったのは、淀川長治氏の影響を強く受けたからだとか。淀川氏といえば映画評論の第一人者ですけど、この人も「サヨナラ、サヨナラ」というキャッチフレーズを残しています。そんな強い個性の持ち主の薫陶を受けたから、小森氏もあのように「おばちゃま」とか「小森のおばちゃま」と自称するようになったのかもしれませんね。
そんな淀川氏も平成10年(1998)に亡くなり、それから約7年が過ぎようとしている今年に入って小森氏が亡くなった。同時代に活躍した映画解説者としては、他に水野晴郎氏や高嶋忠夫氏がいます。けれど、既に二人とも第一線から退かれています。だから、彼女の死によって、映画史上における「昭和」が完全に終わってしまった。このように思うのは、私だけでしょうか。とにもかくにも、御冥福を祈り致します。
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