おやしらずを抜く
今日は昼から兵庫に赴きました。歯の治療とクリーニングを行うためです。歯科医は明石にもたくさんあり、自宅近くにもあります。しかし、明石の歯科医ではなく兵庫の歯科医を選んだのは、この歯科医のウェブサイトに書かれてある内容に共鳴したからです。聞くところによると、私が選んだ歯科医は「ニュートン」という科学雑誌に紹介されるほど、高い評価を受けているそうです。
といっても、価格体系が2種類あって、患者の経済状況に合わせた治療をしてくれるから、高評価を受けることが高い診療費を取ることとイコールではないのですけどね。
ところで、歯科衛生士によると、私の口内環境はかなり悪いみたいで、時間をかけてケアをしていかなければならないとのこと。ただ、主治医に言わせると、私の歯は治療しやすいらしいので、そんなに長くは掛からないだろうと思います。
それにしても、今の歯科診療における技術の進歩って目を見張るものがありますね。まず、「笑気療法」といって治療を施す前に必ず患部に麻酔をかけます。これは恐らく、診療に対する恐怖心を取り除くためだと思います。なぜなら、私が子どもの頃は麻酔なしで歯を削っていたため、飛び上がらんばかりに痛かったですから。それが結果的に多くの人々の「歯科離れ」に繋がっていた面もあります。しかし、これを取り入れることによって、「歯の治療は痛い物」という常識を覆し、気軽に診療を訪れることができます。
また、治療に時間をかけるようになりましたね。昔は一ヶ月程度通っておしまいな所もありましたけど、今は上のように綿密に少しずつ治療していくため、二、三ヶ月はみておかなければならなくなりました。けれど、その分綺麗な状態を維持することができます。
ただ、このように歯科医が代わったのもこの数年で、昔からこのような治療法が存在した訳ではありません。第一、日本において麻酔が使われたのは、華岡青洲が妻と母を実験にして開発し続けた成果です。また、平安時代に書かれた『大鏡』という本には歯の治療のために歯を抜くシーンがあります。しかし、当然のことながら麻酔はありません。だから、さぞかし歯を抜いた人物は痛かっただろうと思います。では、どのようなことをして昔の人々は歯の治療を行っていたのでしょうか。
そのようなことを考えていたら、楽しくなってしまいました。
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